本をきっかけに、心が通い合う一日

―「ブックスワップ あきしま」開催レポート ―

春の柔らかな日差しが差し込むイーストテラスにて、初開催となる本の交換イベント「ブックスワップ あきしま」を開催しました。

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今回のテーマは「私の好きを、誰かの好きに」。本を介して新しい交流が生まれた、当日の様子をレポートします。

一生懸命な言葉が響く、小さな”本屋さん”の時間

会場を明るく彩ってくれたのは、ボランティアで参加してくれた子どもたちの”本屋さん”でした。
「どう案内したら喜んでもらえるかな?」「このしおりが目立つように置くにはどうしたらいい?」。
そんな試行錯誤を繰り返しながら、少しはにかみつつも、自分の言葉でお客さまに本を届ける。そのひたむきな姿は、まさにこのイベントが目指した「人と人との繋がり」を象徴する、最高に素敵なワンシーンでした。

「これ、おすすめです!」から始まる魔法

会場には、子どもから大人まで多くの方が訪れ、思い思いの本を手に取っていました。
​子どもたちが「この本、本当に面白いんですよ!」と真っ直ぐな瞳で勧めてくれる一冊には、不思議な説得力があります。自分の「好き」を誰かに伝え、それを受け取ってもらえる喜び。そんな幸せな循環が、会場のあちこちで生まれていました。

本を囲んで生まれる、穏やかなひととき

会場の一角では、折り紙を楽しむコーナーも。子どもたちが得意な折り方を教え合ったり、出来上がった作品を見せ合ったり。本を通じた交流が、折り紙を通じても広がっていました。

当日は「イーストテラスサブスリーを初めて訪れました」という方も多く、「ここなら子どもと一緒にゆっくりできそう」「また来たいね」という嬉しいお声をいただきました。本を通じて、この場所との新しい縁が結ばれたことを感じています。

本を通じて、生まれるもの

小説などは、自分の頭の中で想像を巡らせながら楽しむものでもありますが、誰かに「これ、好きなんだ」と伝えた瞬間に価値観の共有とともに、小さなつながりが生まれると思います。
今回のイベントでは、そんな瞬間がいくつも重なっていました。
​自分が好きだった本が、自分の手を離れて、次の読者へと受け継がれていく。最近読んだ「青い壺」(有吉佐和子著)の物語にも通じるような出来事が、実際に目の前で起こっていることを、嬉しく感じた一日でした。

次回開催に向けて

今回の開催を通して、「もっとこうすれば楽しんでもらえるかも!」というワクワクするヒントもたくさん見つかりました。
​「次はどんな本と出会えるだろう?」
「次はうちの子も本屋さんをやってみたい!」
​そんなふうに感じていただけたなら幸いです。
次回、また皆さまの「大切な一冊」にお会いできるのを、楽しみにしています!

本イベントの開催にあたり、ご参加いただいた皆さまをはじめ、運営にご協力いただいた関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。今後も、本を通じて人と人とがゆるやかにつながる場を、丁寧に育んでまいります。